2011年9月30日金曜日

出産時の歪み

打撲歴を大事にするHSTI骨格調整法。
衝撃を受けることで骨が歪み、全身でバランスを取って歪み
その結果、神経や筋肉や臓器が圧迫を受け、痛みや病気となって現れます。


今までこの「打撲歴」という言葉の次に「出産時の歪み」と
言っていましたが、この出産時の歪み、相当に影響が大きそうです。


成長してからは固くなり、1回の施術ではなかなか形が戻らない頭蓋骨も、出産直後は少しの力ですぐに形を変えます。
それこそ、打撲による変形より遥かに大きな変形です。


今回、心創健美ワークショップに参加し
YouTubeなどに投稿されている出産時の映像を
先生皆で見ましたが、
骨を直す我々としては呻き声をあげずにはいられない
ショッキングな実態がありました。


ある例では、頭が出たときは丸い頭蓋骨だったのが、
助産師に捉まれねじられ、取り出されたときには
平べったい頭蓋骨になっていました。
赤ちゃんは(我々からしたら当然)ぐったりしています。
いわゆる正常分娩と呼ばれる状態でもこれです。


帝王切開では鉗子を使い、吸引機を使い、さらに頭を掴んで引っ張り上げる例を見ました。頭蓋骨は押され引っ張られぐちゃぐちゃです。目を背けたくなります。
助産師さんの話によると、介助の程度は人により様々だそうですが、手を出すことに変わりはないそうです。


一方で、誰の手も借りず、「つるん」と赤ちゃんが出てくる映像も見ました。
我々も動物ですから、本来、出産にあたり誰の手も必要ないように造られています。トイレで出ちゃったとか、車を運転してたら出ちゃったとか、そういう例もあるわけですから。


赤ちゃんが羊水の中でほぼ無重力の状態から、産道を通り、
初めて重力を受けるプロセスの前に、
頭蓋骨を手で触られ、形を歪められる影響は相当に大きいことが想像できます。


頭蓋骨の形は脳に身体に多大な影響を及ぼします。
大事なことなのでもう一度言います。
頭蓋骨の形は脳に身体に多大な影響を及ぼします。


落ち着きのない子が増えている、病気の子が増えている、発達障害の子が増えている、これらは出産時の歪みの影響も受けていると考えられます。


我々骨格調整士はこどもは人類の宝と考え、
小さいうちから骨を整えることで、今の症状を改善し、
将来の痛みや病気を防ぐ、と、
こども骨格調整に力を入れています。
歪んだ頭蓋骨は直せば良いですが、成長するにつれ時間がかかります。


日本が、世界が、人類が元気になるために、どう出産するか?
大切なことです。

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